顎関節の回転と非対称矯正の要点まとめ
01 顎関節の回転の根本的な原因
- ヘッドポジション(Head Position)の問題: 顎が片側に回転するのは、顎自体の問題よりも頭の位置(ヘッドポジション)が崩れているためである可能性が高いです。
- 頸椎1、2番の亜脱臼: 頸椎1、2番は下顎(したあご)と連動して動きます。頸椎が歪むと顎も片方の方向にねじれてしまうため、非対称の矯正には頸椎の整列が不可欠です。
02 歯列矯正後に非対称が悪化する理由
ヘッドポジションが正しく整っていない状態で歯の移動だけが起こると、顎関節の動きに悪影響を及ぼす可能性があります。実際に矯正後に顎が歪んだり、顔面の非対称がひどくなったりして来院されるケースが頻繁にあります。
03 正しい矯正の方向
❌ 単純な歯・顎の矯正
頭頸部の全体的な整列を考慮せず、局所的な矯正のみを行う場合、非対称が悪化するリスクがあります。
⭕ 頭頸部の整列を中心とした矯正
頸椎1、2番とヘッドポジションを共に整える方向で治療することで、顎関節症と顔面の非対称を根本的に改善することができます。